小野 ちれか ○○△

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建築において、平面のプランというのは論理的に構築することができるが、断面というものはどんなに論理的に構築しても、人間の行動空間に限界がある以上、特に機能を割り当てることのできない余白というものは必ず存在してしまうと思った。今回は、そうした余白を活かすために、鳥園というものを考え、人が行けない空間を鳥のアクティビティで埋めることで、鳥と人がともにいられる空間を作った。

藤井:人が行くことができないけれど感じることができる空間、とか、何となく見える、あるいは見えていないけれど鳥の音が聞こえることで感じられる空間など、見えない、行けないけれど感じることのできる空間はある。音で感じたり、光で感じたり、空間認知は人間の動作だけで行われるものではないはず。
古谷:空間はあるんだけど行けない、そういう空間の面白さを無くさないようコンセプトをもっと徹底して欲しかった。鳥の行く空間をもっともらしく網で作ってしまう必要はないと思う。
平本:役割の無い空間はあってはいけないという強迫観念があるのではないか。 理由を言えない空間はいやで、そういう空間を鳥で埋めたという話になってしまっている。
古谷:鳥は空間のメタファーとして面白い。鳥が消えていくことでその先にあるものが一段と妄想される。鳥は何を人間に作用させるか、それを考えてみると良い。この案は鳥が見え過ぎている。
藤井:例えば鳥の影だけが見えることで奥の空間が感じられるとか、人間の視覚だけで認知されず、空間と鳥と人間という3つの関係が合わさって初めて感じられる、そういう鳥かごのような空間があってもよい。
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by enshu07 | 2007-12-27 22:29 | 第5課題
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