岩田 英里 ○○○

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前回の中間エスキスでは谷口吉生のMoMAを取り上げ、あれが断面の建築であるという分析を行った。今回は、そこから着想を得て、断面を感じるような建築模型を作った。断面というのは、切断されていながらも、離れている2つの関係が連続して見えるときにはじめて現れてくるものである。それを感じさせるように連続感のある渦巻き上の平面プランを斜めに切断し、断面的な建築を建ち上げた。この2つに分かれた棟の間では目線が交わされ、アクティビティの面からも連続性を感じさせるようになっている。

古谷:これは今回の課題を巧妙にずらして解釈されている。断面「図」的な断面を考えてきたのではなく、「切」断面というものを考えてきている。前回、平面図は論理的に頭の中で再構成することで初めて感じられ、断面は直感的に感じることができると言ったが、この模型の断面は平面でも解釈しないと分からないものになっている。それが面白い。しかしそれを本人が意識的にやっていないのではないか。この建築を体験するものがいかにそれを感じることができるか…。例えば今は壁を全て同じ高さで建ち上げてしまっているが、上部が斜めに切られたように壁の高さに変化がついていれば良かったのかもしれない。
萩原:断面という言葉の意味を問うという域に到達しようとしているが、それを模型で表現しきれていない。
藤井:おそらく壁の厚みに変化を付けることで繋がりを出そうとしてるのであろうが、内部空間が見えないだけに想像しにくい。
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by enshu07 | 2007-12-27 22:38 | 第5課題
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