カテゴリ:第4課題( 23 )
井ノ上 真太郎 ○○△

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カップ麺は早い、安い、うまいが揃った現代を象徴するような食品だが、それをもっと楽しく食べる空間ができないかと考え、たくさんのくぼみがある長いテーブルを作った。長いテーブルの中から食べる場所を選ぶ楽しみ、様々な大きさや形をもつくぼみの中から自分のカップ麺にあうくぼみを探す楽しみを与えられる事で、カップ麺は今よりさらに楽しく食べられるのではないかと思った。

古谷:カップ麺にこれだけ大層なテーブルがいるのだろうか。
これを見たとき、てっきり巨大な食器がそのままテーブルになっているというストーリーなのかと思った。そちらのほうが面白かったのではないか。この場合に置ける探す楽しみというのは、実際には不便なだけのもののような気がする。
ちなみに食器は空間の一部。
例えば日本には古来スプーンというものがなく、さじというものは薬を飲む為に使うもので、食事用のスプーンが使われだしたのは現代になってからだった。西洋では熱いスープをスプーン上で冷ましてから飲むが、スプーンのない日本はお椀から直接すすらなければならなかったため、音を立てて空気を一緒に取り込むことで、スープを冷ますという動作が生まれた。ひとつの食器が変わるだけで人間の動作はずいぶん変わる。食器が変わることで動作が変わり、それらがゆるやかに関連しながら空間というものを変えていく。そういうことを考えてみると面白かったと思う。
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by enshu07 | 2007-07-11 17:30 | 第4課題
中村 彩乃 ○○△
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人は、花見をしている時、木の根元を座る場とし、木と木の間を導線としている。
今回は、それを逆転し、木と木の間に座る場を設け、木の根元を導線、空地とした。
こうすることで人は自然と木に対面して座るようになり、
花を見ながら食事ができるようになる。
また、対面に座る人との視線が交差し、自然とコミュニケーションを誘発するようにした。

古谷:これは木の根元の空地のほうが導線となっているとの事だが、
このプレゼンシートのダイアグラムではそれが表現されていない。
肝心な所なのだからちゃんと表現しなくてはいけない。
またそういう作業は新しい形を探る要素にもなりうる。
繰り返し言っているが、この家具の形状もどこかで見たことがある。
例えばこの重ねられた丸で示されたダイアグラムに、
木と木の距離関係を示すボロノイ図のような、直線的な多角形を重ねてみて、
二つが重なった部分だけを立体化しテーブルにするといったような試みをしてみるだけでも、
新しい形状が生まれたと思う。
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by enshu07 | 2007-07-11 17:29 | 第4課題
第4課題 出題
■2007年度 設計演習D 第4課題
出題:古谷誠章


第4課題 「A place to eat」(トム・ヘネガンの課題より)



生物としてのわれわれは休まず呼吸し、毎日ものを食べ続けることで、身体の崩壊を免れている。だが生命の維持に必要な栄養素の摂取のためだけならば、船内のどこでもとれる宇宙食のように、食事のための専用の空間は必ずしも必要としない。しかしながらわれわれは精神的な人間としてもものを食べ、かつその空間を自分以外のだれかと共有することに価値を見いだしてもいる。まずは食事の形態や人の集まる様子にフォーカスを当てて、各自の考える最良の食事のための空間をデザインする。大きさや立地、人数などの構成は自由であるが、各人の想定する与条件については必要な情報を表現すること。

なお想定する食事の風景のスケッチ(手描き)を必ず付けること。



提出物:模型(縮尺1/30)、およびスケッチ。コンセプト・ドローイング、解説文。
    用紙自由。


提出日:6月20日(水) 午後1時(時間厳守、ただちに1次評価)
講評会:6月20日(水) 午後3時(講評終了後最終評価、作品返却)
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by enshu07 | 2007-07-01 22:49 | 第4課題