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第3課題 出題
2007年度 設計実習 D 第 3 課題

出題:平本英行

知っているモノ、知らないカタチ
身のまわりのモノをデザインしてみましょう。
全てのモノは、既にデザインされたカタチをもって存在しているわけですが、それらの「知っているモノ」は、そのカタチである必要があるでしょうか?
この素朴な疑問を出発点に、まったく新しい、まだ「知らないカタチ」をデザインしてください。
ただし、ここでの新しさは、既存のカタチを超える為のなんらかの前向きな提案を持ったものとします。つまり、より機能的であったり、より美しかったり、また、何か新しいアクティビティを誘発するものであったりといった提案です。
原寸モデルで考えてみてください。
縮小されたモデルでは、とかく意識がコンセプト的な方向へ集中しがちですが、原寸モデルでは、よりリアリティを持ってデザインを考えることができます。それは、実際の大きさで対峙できるスケール感へのリアリティと、触れることによる質量感や機能性へのリアリティです。
感性に導かれた優れたデザインを期待します。
※とりあげる題材は自由としますが、原寸モデルが教室に持込めるまでの大きさのモノとします。
中間提出(5月23日)
1.とりあげる題材(知っているモノ)
2.その最も良いと思う事例と悪いと思う事例を挙げて考察
3.計画デザインのテーマ(新しいカタチへのてがかり)
以上をシート(27cm×27cm)に表現
最終提出(6月 6日)
1/1スケールの模型で表現(知らないカタチ)
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by enshu07 | 2007-06-20 00:00 | 第3課題
田辺 綾花/団団畑  ○○○
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敷地は団地の屋上。敷地の集合住宅の北に対して
0°、20°、−20°という配置と5種類の横の大きさを反映する。
屋上を寄せて、一枚の板にして山にする。
角度がかぶったときは削る、面の向いは空。

藤井:残念なのは、長さ向き角度、
結果的に群として見える物をつくってくれるとよかった。
平本:このパースで救われた。中のリアリティがついてこなかったのが残念。
古谷:模型は台座が大事。多くの人がペラでだめ。
特にこれは台座がないことで失敗している。
君のは、団地も台座になるから台座が更に面白くなるのに、
すごく面白い模型の可能性があるのに大失敗している。
これとは別に、いいのは、お花畑がいい。
これは更にお花畑が遠くから見えるというのがとてもいい。
屋上緑化は誰も見えないという点を変えた例がジャン・ヌーベル。
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by enshu07 | 2007-06-07 00:18 | 第2課題
富沢 明 / 大仏の家  ○○○
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敷地は鎌倉。クライアントは精神的に閉じた場所で過ごしたらいいのではないかと考えた。
モダニズムの建築が好きなので、そういう考え方で、大仏をモチーフに作ろうと思った。
2つの大きい窓は大仏を見るための窓と空を見るための窓。

萩原:課題に正直に答えたなと思う。
モチーフが大仏になって錯綜したことがよかったのだと思う。
古谷:斜め上から見ていたら矮小なものに見えるのだけど、
アイレベルに来た時いいものに見えてくる。
この説得力は何なのか?もう一度模型を見て考えてみるといい。
萩原:みんなに勇気を与えてくれる模型。
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by enshu07 | 2007-06-07 00:14 | 第2課題
丸山 傑 / 彩りの家  ○○○
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敷地は井の頭公園。都市ー緑ー池が一番近くなっている場所。
メトロポリタンなものから考えを進めました。
スケジュールに追われて移動しているクライアントのスタイルを考えました。
そういうスタイルの住宅を提案します。
壁が平面的あるいは断面的に大きく回転する。
都市、森、池を室内に取り込み多様な場所をつくる。

平本:壁 ってどういう素材か?
丸山:反射する素材を考えている。
藤井:壁が高いのはなぜか?
丸山:外の風景が一気に自分のところに入り込んでくるように6mという高い設定にした。
萩原:この図面には室名がいらなかった。なければもっと広域なものと言える。
都心の中にいて最も孤独な空間と言える。
古谷:ぱたぱたしてもとに戻る表現の模型になっていないのがダメ。
藤井:壁が立っているように見える、接地面がこれで良かったのか?
萩原:動くか動かないかわかるようにすればよかった。
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by enshu07 | 2007-06-07 00:13 | 第2課題
岩田 英里 / no titled  ○○○
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敷地は半蔵門、東京FMの隣の8階立てのビル。
ここは誰にも邪魔されずに皇居の緑眺める事ができる場所。
三種類のBOX-A,B,C。これをユニットみたいに組み立てていって階ごとに角度が変わって高さが変わる。
AB,AC,BCのように組み合わせが可能。

藤井:ステップアップしてきたのはいいけど、ワンルームでいいのかなと思う。
萩原:パラサイト型。選択の可能性でクライアント好みの空間ができるとか、
放った方が良かったのかな。覗けるのがいい。
模型はビルの上にのっていた方がよかった。
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by enshu07 | 2007-06-07 00:12 | 第2課題
原 智子 / no titled  ○○○
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敷地は神奈川県の海沿い。
海の水をx軸、山や林の緑をy軸、夕日がきれいなのをz軸と置いた。
平面だけじゃなくて、上にも軸がある家を作りたかった。

古谷:空間としてすごくいいものになっている。
構成に完成度がある。どうやってたどり着いたのか?
原:船っぽい感じで三角にした。c0116644_6585734.jpg
藤井:このままきちっと建築にできそうないい空間。
古谷:図面は良くないのに、模型でできた空間がとてもいい。
模型をよく見て何でこう作ったか考えるといい。
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by enshu07 | 2007-06-07 00:11 | 第2課題
緒方 洋平/ERODED VILLA ○○○
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敷地は調布の川沿い。
半地下になっていてテーブルなどの家具の高さが地面の層になるように彫り込んでいて、
地面がアクティビティになるようにした。

古谷:目線を変えるだけで、別世界になる感覚をよく捉えている。
川沿いの風景が目線の高さになっている。
もう少ししっかりと言葉で説明できると良い。
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by enshu07 | 2007-06-07 00:10 | 第2課題
西野 安香 / no titled  ○○○
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敷地は箱根。クライアントは構想マンションの5階に住む。
箱根に同じスケールの住宅の五階部分新宿の住宅を移植。
そのマンションの地形をそのまま床面に取り入れ同じ条件から個性を感じることができる空間を作る。
同じスケール感を残したまま自分の空間を外に触れるように組み替える。
同じ大きさに住むのが落ち着く。
最終的にそこが抜けてしまうような空間。

古谷:これはいかにも元に戻ったパズルのように作れば良かった。
萩原:リアリティがない。ものすごく単純にいえばデュシャンのやり方に近いかもかもしれない。
西野:コアにおさまらない空間にしたかった。
萩原:抜け殻は抜け殻のままになってしまっている。
藤井:ちょっと木を使っているというのは伝わる。
古谷:部屋としては同じものなのに関係が違うということが、すごくコンセプチュアルで面白いのだと思う。
アイデアをクリアに見せられるとすごくいい。
萩原:相対的なものなのだ。
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by enshu07 | 2007-06-07 00:08 | 第2課題
朴 ウンジョン / MIRROR HOUSE in MEIJI JINGU ○○○
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敷地は明治神宮。
人は自然が見たいから島、海、山に行く。
クライアントには東京近くの緑あるところだと思った。
明治神宮は東京の島。人は多いが散歩道は静か。
廊下の散歩道側をミラーにして人々の目に入らないようにした。
散歩道側からは本当に見える緑と反射の緑が一緒になって見えると思った。

平本:すごくいい。
古谷:効果が出ている。
平本:ドアのとこも隠そうとかデリケートに考えていてすごくいい。
道のメインとプライベートの感じが明快で良い。
藤井:これすごくいいと思うのだけど、ハコの中に入ったときどうなるのか?
そこもガラスが交互になっていて楽しめるのか、塞がれているのか?
そこまで考えられているとおおっ!と思うものになる。
萩原:コリドールだけだとまだ効果が薄い。
部屋の壁までミラーにしたりすると、もっと意外なことが起きてくると思う。
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by enshu07 | 2007-06-07 00:06 | 第2課題
中島 洋輔 / no titled   ○○○
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敷地は鎌倉。
地形、神社がポイントだと思って敷地に行ったら、治山工事が目にとまった。
自然をリノベーションしているような感じが気になった。
こういうことを土木じゃなくて、建築でやってみたい。
立体トラスで治山工事になっていて地面が崩れないように、アンカーが伸びていて地中に張り巡らされる。


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平本:日本ではあまり土木と建築を一緒にやらないけど、ヨーロッパだと一緒にやることが多い。
一緒にできるといいと思う。
講師全員:カラトラバっぽい。知らないなら見た方がいい。
萩原:これはどうやってのぼるのか?
中島:これは横をよじ上る。
古谷:この形態は科学的じゃなくて、構造的なことをもっと追求したらリアリティは出てくる。
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by enshu07 | 2007-06-07 00:03 | 第2課題