岡田岳土 ○○○
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写真立て。光の屈折によっていれる写真が変化するようにつくった。

古谷:先週の平本さんの写真立てをみているか?
岡田:はい。
古谷:確かにこれに写真を入れてみると面白い。入れる時の絵の動き南下も面白い。このなかにガールフレンドを入れてしまうとどうなるのか(笑)
藤井:逆に見えなくするっていう方向は面白い。
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# by enshu07 | 2007-07-01 21:23 | 第3課題
田辺 綾花 / Spiral Vase  ○○○
c0116644_21164646.jpgc0116644_2118335.jpgc0116644_21181183.jpgc0116644_21174895.jpg

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長さにも幅にも対応できるようにした花瓶。外側の螺旋の構造で花瓶の高さを上に
引っ張り、低くするときは中の水の自重で止まるようにした。

平本:前回のエスキスのくしゃくしゃのものから自分なりの答えを見つけている。
この花瓶には実際に水を入れてみたか?
田辺:入れた。水の自重だけで花瓶が倒れないように出来ている。
平本:まわりの螺旋のものは役に立っているのか?
田辺:構造体になっている。何かもとの形に戻る素材がいいと思っている。
平本:やっぱり、このアクリルじゃなくて何か素材を探す必要がある。
古谷:モックアップとしての重さはある。やっぱり何か金属でやって
構造体になったり、のびたり縮んだりできるようにするべき。
平本:ハンガーでなにかそういうものがあった。
藤井:先週からよくブラッシュアップされたと思う。
萩原:太さに関しては細いのと太いのとつくっているわけだから、
2重構造のようなものでもよかったかも。
外側は上に引っ張る力のもので内側のものは下に引っ張る力がかかるものとか。
藤井:花瓶で布という素材は面白い。
水を使うという理由で一番始めに外されそうな素材を使っている。
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# by enshu07 | 2007-07-01 21:20 | 第3課題
吉原拓也/ホチキスいらず ○○△
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中間まではホチキスを何か改良しようと思っていたが、中間エスキスをしてホチキスに変わるものをつくろうとした。ホチキスの芯は再利用できないしエコとしてもデメリットだし、コストのことを考えてもこの方法のがいいと思った。

古谷:普通のホチキスみたいに片方だけ留めたい時は?
吉原:この先っぽの小さいクリップだけでとめる(笑)。
平本:前回から発展していて嬉しかった。どこでも手に入るものでつくっているのは良い。コストダウンできる。
藤井:やはり今あるものでつくれていて良い。見た目もすごい綺麗。
萩原:定形ごとに買わなければいけないのは不便。この棒が大きさに合わせてぼきぼき折れてその折れた余りも何かに使えるとか考えられたら良かったかもしれない。
古谷:ヘアピンだけでいけるといえばいける。それのほうがアジャスタブル。
萩原:クリップでとめるとたくさんめくったりしているとずれてきてしまうことがあって、それを解決する方向もあったのでは。
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# by enshu07 | 2007-07-01 21:00 | 第3課題
第3課題 出題
2007年度 設計実習 D 第 3 課題

出題:平本英行

知っているモノ、知らないカタチ
身のまわりのモノをデザインしてみましょう。
全てのモノは、既にデザインされたカタチをもって存在しているわけですが、それらの「知っているモノ」は、そのカタチである必要があるでしょうか?
この素朴な疑問を出発点に、まったく新しい、まだ「知らないカタチ」をデザインしてください。
ただし、ここでの新しさは、既存のカタチを超える為のなんらかの前向きな提案を持ったものとします。つまり、より機能的であったり、より美しかったり、また、何か新しいアクティビティを誘発するものであったりといった提案です。
原寸モデルで考えてみてください。
縮小されたモデルでは、とかく意識がコンセプト的な方向へ集中しがちですが、原寸モデルでは、よりリアリティを持ってデザインを考えることができます。それは、実際の大きさで対峙できるスケール感へのリアリティと、触れることによる質量感や機能性へのリアリティです。
感性に導かれた優れたデザインを期待します。
※とりあげる題材は自由としますが、原寸モデルが教室に持込めるまでの大きさのモノとします。
中間提出(5月23日)
1.とりあげる題材(知っているモノ)
2.その最も良いと思う事例と悪いと思う事例を挙げて考察
3.計画デザインのテーマ(新しいカタチへのてがかり)
以上をシート(27cm×27cm)に表現
最終提出(6月 6日)
1/1スケールの模型で表現(知らないカタチ)
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# by enshu07 | 2007-06-20 00:00 | 第3課題
田辺 綾花/団団畑  ○○○
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敷地は団地の屋上。敷地の集合住宅の北に対して
0°、20°、−20°という配置と5種類の横の大きさを反映する。
屋上を寄せて、一枚の板にして山にする。
角度がかぶったときは削る、面の向いは空。

藤井:残念なのは、長さ向き角度、
結果的に群として見える物をつくってくれるとよかった。
平本:このパースで救われた。中のリアリティがついてこなかったのが残念。
古谷:模型は台座が大事。多くの人がペラでだめ。
特にこれは台座がないことで失敗している。
君のは、団地も台座になるから台座が更に面白くなるのに、
すごく面白い模型の可能性があるのに大失敗している。
これとは別に、いいのは、お花畑がいい。
これは更にお花畑が遠くから見えるというのがとてもいい。
屋上緑化は誰も見えないという点を変えた例がジャン・ヌーベル。
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# by enshu07 | 2007-06-07 00:18 | 第2課題
富沢 明 / 大仏の家  ○○○
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敷地は鎌倉。クライアントは精神的に閉じた場所で過ごしたらいいのではないかと考えた。
モダニズムの建築が好きなので、そういう考え方で、大仏をモチーフに作ろうと思った。
2つの大きい窓は大仏を見るための窓と空を見るための窓。

萩原:課題に正直に答えたなと思う。
モチーフが大仏になって錯綜したことがよかったのだと思う。
古谷:斜め上から見ていたら矮小なものに見えるのだけど、
アイレベルに来た時いいものに見えてくる。
この説得力は何なのか?もう一度模型を見て考えてみるといい。
萩原:みんなに勇気を与えてくれる模型。
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# by enshu07 | 2007-06-07 00:14 | 第2課題
丸山 傑 / 彩りの家  ○○○
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敷地は井の頭公園。都市ー緑ー池が一番近くなっている場所。
メトロポリタンなものから考えを進めました。
スケジュールに追われて移動しているクライアントのスタイルを考えました。
そういうスタイルの住宅を提案します。
壁が平面的あるいは断面的に大きく回転する。
都市、森、池を室内に取り込み多様な場所をつくる。

平本:壁 ってどういう素材か?
丸山:反射する素材を考えている。
藤井:壁が高いのはなぜか?
丸山:外の風景が一気に自分のところに入り込んでくるように6mという高い設定にした。
萩原:この図面には室名がいらなかった。なければもっと広域なものと言える。
都心の中にいて最も孤独な空間と言える。
古谷:ぱたぱたしてもとに戻る表現の模型になっていないのがダメ。
藤井:壁が立っているように見える、接地面がこれで良かったのか?
萩原:動くか動かないかわかるようにすればよかった。
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# by enshu07 | 2007-06-07 00:13 | 第2課題
岩田 英里 / no titled  ○○○
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c0116644_540280.jpgc0116644_5343570.jpgc0116644_5344914.jpgc0116644_5354613.jpg


敷地は半蔵門、東京FMの隣の8階立てのビル。
ここは誰にも邪魔されずに皇居の緑眺める事ができる場所。
三種類のBOX-A,B,C。これをユニットみたいに組み立てていって階ごとに角度が変わって高さが変わる。
AB,AC,BCのように組み合わせが可能。

藤井:ステップアップしてきたのはいいけど、ワンルームでいいのかなと思う。
萩原:パラサイト型。選択の可能性でクライアント好みの空間ができるとか、
放った方が良かったのかな。覗けるのがいい。
模型はビルの上にのっていた方がよかった。
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# by enshu07 | 2007-06-07 00:12 | 第2課題
原 智子 / no titled  ○○○
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c0116644_5281492.jpgc0116644_5283495.jpgc0116644_5284744.jpg


敷地は神奈川県の海沿い。
海の水をx軸、山や林の緑をy軸、夕日がきれいなのをz軸と置いた。
平面だけじゃなくて、上にも軸がある家を作りたかった。

古谷:空間としてすごくいいものになっている。
構成に完成度がある。どうやってたどり着いたのか?
原:船っぽい感じで三角にした。c0116644_6585734.jpg
藤井:このままきちっと建築にできそうないい空間。
古谷:図面は良くないのに、模型でできた空間がとてもいい。
模型をよく見て何でこう作ったか考えるといい。
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# by enshu07 | 2007-06-07 00:11 | 第2課題
緒方 洋平/ERODED VILLA ○○○
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c0116644_435485.jpgc0116644_436762.jpgc0116644_4364923.jpg

敷地は調布の川沿い。
半地下になっていてテーブルなどの家具の高さが地面の層になるように彫り込んでいて、
地面がアクティビティになるようにした。

古谷:目線を変えるだけで、別世界になる感覚をよく捉えている。
川沿いの風景が目線の高さになっている。
もう少ししっかりと言葉で説明できると良い。
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# by enshu07 | 2007-06-07 00:10 | 第2課題
西野 安香 / no titled  ○○○
c0116644_516952.jpgc0116644_5163255.jpgc0116644_5164492.jpgc0116644_5181562.jpg


敷地は箱根。クライアントは構想マンションの5階に住む。
箱根に同じスケールの住宅の五階部分新宿の住宅を移植。
そのマンションの地形をそのまま床面に取り入れ同じ条件から個性を感じることができる空間を作る。
同じスケール感を残したまま自分の空間を外に触れるように組み替える。
同じ大きさに住むのが落ち着く。
最終的にそこが抜けてしまうような空間。

古谷:これはいかにも元に戻ったパズルのように作れば良かった。
萩原:リアリティがない。ものすごく単純にいえばデュシャンのやり方に近いかもかもしれない。
西野:コアにおさまらない空間にしたかった。
萩原:抜け殻は抜け殻のままになってしまっている。
藤井:ちょっと木を使っているというのは伝わる。
古谷:部屋としては同じものなのに関係が違うということが、すごくコンセプチュアルで面白いのだと思う。
アイデアをクリアに見せられるとすごくいい。
萩原:相対的なものなのだ。
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# by enshu07 | 2007-06-07 00:08 | 第2課題
朴 ウンジョン / MIRROR HOUSE in MEIJI JINGU ○○○
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c0116644_575287.jpgc0116644_583117.jpg
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敷地は明治神宮。
人は自然が見たいから島、海、山に行く。
クライアントには東京近くの緑あるところだと思った。
明治神宮は東京の島。人は多いが散歩道は静か。
廊下の散歩道側をミラーにして人々の目に入らないようにした。
散歩道側からは本当に見える緑と反射の緑が一緒になって見えると思った。

平本:すごくいい。
古谷:効果が出ている。
平本:ドアのとこも隠そうとかデリケートに考えていてすごくいい。
道のメインとプライベートの感じが明快で良い。
藤井:これすごくいいと思うのだけど、ハコの中に入ったときどうなるのか?
そこもガラスが交互になっていて楽しめるのか、塞がれているのか?
そこまで考えられているとおおっ!と思うものになる。
萩原:コリドールだけだとまだ効果が薄い。
部屋の壁までミラーにしたりすると、もっと意外なことが起きてくると思う。
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# by enshu07 | 2007-06-07 00:06 | 第2課題
中島 洋輔 / no titled   ○○○
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敷地は鎌倉。
地形、神社がポイントだと思って敷地に行ったら、治山工事が目にとまった。
自然をリノベーションしているような感じが気になった。
こういうことを土木じゃなくて、建築でやってみたい。
立体トラスで治山工事になっていて地面が崩れないように、アンカーが伸びていて地中に張り巡らされる。


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平本:日本ではあまり土木と建築を一緒にやらないけど、ヨーロッパだと一緒にやることが多い。
一緒にできるといいと思う。
講師全員:カラトラバっぽい。知らないなら見た方がいい。
萩原:これはどうやってのぼるのか?
中島:これは横をよじ上る。
古谷:この形態は科学的じゃなくて、構造的なことをもっと追求したらリアリティは出てくる。
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# by enshu07 | 2007-06-07 00:03 | 第2課題
川端 美絵/no titled   ○○△
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c0116644_445491.jpgc0116644_446833.jpgc0116644_4462212.jpg

敷地は神奈川県横浜市青葉区の田んぼ。
あぜ道沿いに作る。八畳が一部屋の単位で、ひとつは田んぼを管理する管理者の部屋。
クライアントは虫になり、四面広がる部屋で田んぼを見て暮らす。

萩原:川端さんは面白い現象に気付いた。下から見たとき天井がなくなる。
ジェームズ・タレルが光の館などでやっている。
角度が変わるのを組み合わせると良かった。
ひとつダイアグラムをゆがめると言ってくれると一週課題として良かった。
もうひとつ、光の変化をやるにはこの素材でいいのか、
一つだけ透明、あるいは反射性の素材を用いたらどうなるかを実験すると良かった。
藤井:形が面白い。わからないのが農業との関わりが形に反映されるとよかった。
川端:稲叢を考えたときに同化されると面白いのではないかと思いました。
古谷:でも、この建物は年中あるわけだし、しかも稲叢は稲を刈った後のものじゃない。
萩原:勉強が大事。
古谷:これはやはり昨日作ったというのではだめ。
一回つくってみてそれをみて考えてみるという行為が必要。
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# by enshu07 | 2007-06-07 00:02 | 第2課題
呂 知世 / no titled  ○○△
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敷地は谷底、上からのみ光が入り横から光が入らないから谷底にした。
横には開口を作らない。やりたかったことは、2つ。
光と闇のグラデーションができていくこと。
パブリック、プライベートを分けて、パブリックは一つながりでいいと思ったから、
一つながりになっているところと閉じているところを作った。

平本:なんで川底なのか?
呂:人は暗闇の中で光を一番意識できる。
木漏れ日とかささいな光が集まってくるのが谷底だと思った。
平本:発表ではネガティブに聞こえた。これは都市的なものに見える。
古谷:ビルの谷底の家という感じがある。
萩原:角度が地形から発見されているって言ってくれればちゃんと考えているとわかるのだが。
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# by enshu07 | 2007-06-06 23:58 | 第2課題
曽我 崇弘 / Field + energy  ○○△
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敷地は東京の臨海副都心の臨海地域。
2つのポイント。フラットな地形、海、風。
風力発電が二機新設された、そのエネルギーを利用した住まい方の提案。
バーチャルリアリティ上におけるコミュニケーションが省エネになるという議論がある。
クライアントにはバーチャルリアリティの企業家を想定し、エネルギーと関連したとこにすんでほしいと考えた。
風を感じ取ることで周囲の環境を内在かしたいと思いこういう形に至った。
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萩原:もやもやしているけど、一週間の課題としては良い答え。
2つの風車と風向きを一気に表現するのはないかと考えたのだろう。
一回、作った順序立てを整理するといい。
古谷:造形力はすごくあるけど空間がない。
似ている原さんのはやぼったいけど空間がある。
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# by enshu07 | 2007-06-06 23:57 | 第2課題
奥津 拡 / 砂浜の家  ○○△
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三好達治の言葉で日本語では海の中に母という言葉が入っている、
逆にフランス語では母という言葉の中に海という言葉が入っている。
双方に包み込むようなものがいいなと思った。
潮の満ち引きを設計に取り入れる事を考えた。
生活の行為がいろいろ変わっていくような空間、
ダイアグラムで時間の変化を描けばよかったなと思う。

平本:ベネチアビエンナーレのスカルパのオブジェを思い出した。
水が入ってきてプランが変わるのは面白いけど、もっと面白くできるはず。
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# by enshu07 | 2007-06-06 23:44 | 第2課題
臨時休講について
設計演習履修の皆様へ
既にお知らせを聞かれていると思いますが、「麻疹(はしか)による臨時休校」に伴い、今週23日の授業が休講になります。
以下の通り、授業予定が変更されます。これ以降の予定に関しては授業などで追って連絡します。

05/23はしかの予防に伴う全学休校につき中間提出を6/6に延期
05/30(設計製図作業に振替)
06/06課題3 中間提出・エスキース・関連講義(平本)
06/13提出(13:00)・講評(15:00)  / 課題4 出題(古谷)

TA中村
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# by enshu07 | 2007-05-21 17:11 | 連絡
中間提出
萩原先生のレクチャー後、エスキス。

■緑グループ

古谷:
都市の空隙を敷地にするのは禁止にしたけれど、空という地形を切り取る装置を作るなら山でやろうが都市でやろうが一緒だというならありかもしれない。
昔同じような課題でビルの給水タンクのなかを敷地にした人がいてその人は本当に給水タンクの中で3週間に住んだって言う人がいた。
どうせ都市の空隙でやるならそのぐらいやってみてくれないとだめかもしれない(笑)
ビルとビルの隙間みたいなところではあまり発展が望めないように思える。
森の中とか草原の中とか突然できるボイドというのは可能性があるかもしれない。

ブリュノ・アルベール、KNSM集合住宅、93年
アルベルト・ジャコメッティ「林間の空地」

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藤井:
例えばフジツボをモチーフにデザインを考えようとするときになぜフジツボなのか、フジツボはどうして斜面にはりついていて、それはどういう利点があるのかなど、フジツボというものを読み込んでみてその読み込んだ要素をデザインに落とし込んだものが見たいと思う。

古谷:
ビラなのだから基本的には都会のいつもとちがう何を手に入れるのかを考えると話が組み立つのではないか。

ヤギがいる風景というテーマだけで十分デザインは成り立つと思う。
ヤギがいるということはどういうことなのかを掘り下げてみるべき。


■水グループ

萩原:
沈みたい願望があって海の中に実際に沈んで住んでみる案とかがあるがそれは実際は大変である。ではどうやってその沈んでみる体験ができるかというのをデザインで解決することを考えるといいのではないか。

古谷:
その海に沈んでみたいという願望はいったいなんなのかを考えてその願望の根本を満たす要素というものを発見できるとそれを解決できるかもしれない。

芦ノ湖沿岸の道路や建物の上にいるとき、その湖の対岸にはすばらしい自然がみえる。けれど実際にその自然に行ってみると見えてくるものはさっきそこに立っていた場所の建物群が見えるだけで景観が逆に悪くなる。そういう矛盾を抱えている。その矛盾を何か解決する方法はないか。

軸線というのは方位に対する道筋のような役割があり、都市部でより広大な自然の中での方がよりその効果があり重要である。

宮島で軸線上に新興宗教建物がある。日本は軸線に対する意識が希薄。

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萩原:
ヨーロッパではポートハウスというものがあり水上に浮かべる案は現実味をだすことができる。

古谷:
浮かべる案はその浮かべるもの自体のデザインを考えることももちろん必要だがその浮かべたものが寄港する場所のデザインも必要。

なにか単体の浮かんでいるものがそれ自体で成立していてあるときはその単体がたくさん集合することで違う利点が得られるようなものもできそう。
海市、スイミーのような。

川と畑の間に位置する森で、時間の概念をもたない主人公がそれを獲得することができるvillaをつくるという案は発想の仕方として面白い。潮の満ち引きを利用する案の人にも言えるが環境の変化のリズムを複数取り入れて発想してみるといいかもしれない。例えば一日単位の潮の満ち引きのリズムと大しけの時だけ効果が現れるというような一ヶ月単位の満ち引きのリズムというような。



■都市グループ

古谷:
今回のテーマは「地形を発見する」なのに地形をみつけるという行為をした人が少ないように思える。みな頭の中で考ええるような地形でとまっている感がある。Google earthで探すという手法が現在ではできてしまって、それもいいが、それはスケールが大きいためにとても図式的になってしまう。実際に歩いてみて発見するという行為を皆にやってみてほしい。
そうするとその敷地のイレギュラーな条件などをみつけることができて説得力のある案になるのではないか。

Google earthで探した地形であるがある団地の建物の高さが一様であることを発見してその団地を地形とみなして団地の屋上を敷地に選んだ案はまずその発見したということが普通は思いつかないようなアイデアで面白い。
ただ屋上のリノベーションにならないようにさらに発展させる為にこの団地の成り立ちをリサーチしたりして、その建物の高さが何を意味してどういう利点があるのかなどを発見できるとデザインのきっかけになるだろう。

Villaに農業の要素を組み込むというのは可能性があると思う。
修学院離宮のように耕す人を雇うということもあるのではないか。

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# by enshu07 | 2007-05-10 17:00 | 第2課題
第二課題出題
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設計演習D 第二課題                        出題・萩原 剛

「地形の発見」-メトロポリタンのためのVILLA

かつて、都市国家(ポリス)を統合し、史上初めてメガロポリス(世界国家)を形成したローマ皇帝たちは、その激務から束の間の
休息を求めて、 田園や海辺や山中に個人的隠遁の場としての「郊外型別荘=VILLA」を建てた。
私たちが生活している東京圏は、人口3000万の世界最大のメガロポリスである。主人公は、このメガロポリス東京に1人で住む
ベンチャー企業家 で、海外との交信で24時間働く激務をこなす。彼(彼女)は、メガロポリスの近郊に休息のための「地形」を
求めている。
「地形」とは、海辺や川辺、田園や山中といった自然の中の孤立したサイトの他に、郊外の都市と自然の境界ともいえる場所に
存在するかも知れない。あるいは、 都市の中に存在する意外な空隙であるかも知れない。このサイトの探査あるいは構想が「地形の発見」であり
、発見したサイトの文脈=力を最大化 することは、建築家の必須の能力と言えるし、そのサイトに立ち現れる空間こそが、
この主人公の求める「地形」にほかならない。
そこで、このクライアントのためにサイトを発見し、
なぜ、そのサイトがメトロポリタンにとって安息の地なのかを明らかにした上で、
魅力的な「地形としての建築=VILLA」を提案して欲しい。

□機能・規模
・サイトは、実在の敷地でも良いし、地図等で類推した仮想のものでも良い。
・規模は、300㎡以下とし、最低限、主人公のプライベートな室、外国からの訪問者のためのゲストルーム、共用空間(水周り等)を含むこと。その他 の想定は、自由とする。

□中間提出(5月9日)
・サイトの提案―発見したサイトの魅力を分析し、写真、スケッチ、言葉で表現、
また、その地形の空間化についてのアイデアを図面で表現。(27×27の用紙を使用のこと)

□最終提出(5月16日)
・設計案提出―配置図(1/200)、平面図、断面図(1/100)
模型(1/100または1/50)
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# by enshu07 | 2007-05-09 21:32 | 第2課題
°°°岩田 英里 4×4の家 / 安藤忠雄
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この住宅は、そのボリュームと前方に広がる海、自然との対比によって成立している。
それを表現した。また、その対比を壊す事が無いよう、設計者がディティールへの細かな配慮をしていたことも知っていたため、
模型にも精度を求めた。

古谷:土台の空間の取り方、角度がよい。
模型の精度も非常に良く、コンセプトがよくわかる。

藤井:海岸から立ち上がるスロープの部分を、土台にスリットを入れて土台と一体化させて作ったところがよかった。
これにより大地と建築の一体感がより強調されている。
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# by enshu07 | 2007-05-01 00:09 | 第1課題
°°°岡本 衣未 屋根の家 / 手塚貴晴+手塚由比
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屋根の家には屋根の上へ上がるための階段が8つつけられている。
その階段によって、ワンルームである一階部分には様々な領域が発生し、多様な空間の使い分けをすることができる。
それを表現するため、建物を8つに分割された部屋と見なして再構成した。

萩原:面白い分析だと思う。屋根の家では、上へ上がる階段がいくつもあるが、使用者がそれを活用しきれていない感がある。
階段によって空間を分割して使うという使い方は、この住宅の進化形とも言える。

古谷:屋根の先が力なく垂れ下がってしまっているのがよくない。
これをもっとピシッと作れたら全体がしまって見えたと思う。
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# by enshu07 | 2007-05-01 00:08 | 第1課題
°°°砂越 陽介 山川山荘 / 山本理顕
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この住宅はミニマルな箱の配置によって空間が形成されている。
その内部を歩いていくシークエンスの面白さを表現するため、2次元のパース画を3次元の模型として起こしてみた。

藤井:面白い模型だと思うが、4つある模型の大きさがそれぞれ違うのはなぜか。その意図を明確にした方がよかったと思う。

萩原:それぞれの模型に違うスケールを与えて、ミニマルな配置の中にある視点の多様性を表現してみてはどうか。
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# by enshu07 | 2007-05-01 00:07 | 第1課題
°°°須田 悠子 黒の家 / 千葉学
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一見、無機質な真っ黒の住宅だが、周りの環境を住宅の中に巻き込んで空間を作っている。
そのため、ヴォイド部分をはめ込み式のピースとして立体化し、
周りの環境が部屋のように住宅に入り込んでいる様を表現した。

萩原:ヴォイド部分を緑の部屋、空の部屋というように周辺環境を取り込む部屋として表現したのはよいが、
その部屋が緑や空といった単一の要素で満たされているのが残念だった。
一方的なものの見方をせず、緑と空が混じった部屋を作るなど、
周辺環境が混在して住宅に取り込まれている様子を表現できるともっと良かった。
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# by enshu07 | 2007-05-01 00:06 | 第1課題
°°°大導寺 翔 虚白庵 / 白井晟一
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この住宅には窓がない。闇に包まれた内部空間には、天井からの点光源によって照らされた壁や家具が深い影を落としている。その陰影によって、この住宅は形成されている。
それを表現すべく、屋根にあけられた穴からペンライトによって住宅内部に小さな光を落として鑑賞する模型を作った。

萩原:闇の中に住宅を表現するというコンセプトはよいが着眼点がもっとスマートにわかるようにした方がよかった。
建物の外観を作る必要はなかったのではないか。
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# by enshu07 | 2007-05-01 00:05 | 第1課題
°°°中島 洋輔 佐木島プロジェクト / 鈴木了二
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この住宅に与えられた細長いスリットには、風景を切り取るというよりも風景を撃ち殺してしまうような強い緊張感が感じられる。
それを表現するため、模型を銃に見立ててみた。

古谷・萩原:銃にすると言うコンセプトは面白いが、それにしてはグリップ部分がお粗末すぎる。
手に持ったときに重量感があるようなちゃんとしたグリップを作ってみたらもっと良かった。
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# by enshu07 | 2007-05-01 00:04 | 第1課題
°°°西野 安香 Villa Savoye / Le Corbusier
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サヴォア邸は正方形の対称性を持った住宅だが、その中にも様々な多面性を見いだす事ができる。
現在の対称性を保ったまま、対称性を壊し新しい見方を創出できるよう、見る角度によって様々に変化する模型を作った。


古谷:建築は一度にその全体像を見る事はできない。
たくさんの断片的な視点の集積が建築を作っているということを感じさせる。

萩原:建築の多面性を表現したいとの事だったが、多面性を表現すべく、サヴォア邸の大きくカーブを描く一階の壁を作った方がよかった。
また、色を入れてみる事で裏と表の差異を強調できて良かったかもしれない。

藤井:この模型は何の模型なのか一見して何だかわからないところがよい。
デジタルのようにシンプルな要素で表現されているのがよい。
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# by enshu07 | 2007-05-01 00:03 | 第1課題
°°°本橋 仁 塔の家 / 東 孝光
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塔の家は極小住宅の代名詞的な作品であるが、その魅力はその住宅単体にとどまることなく、その地域全体のデザインに影響力を与えた。
地域をかえる力を持った住宅として、地域との一体感を表現した。

萩原:建築単体でなく地域、町に注目して住宅を解釈したところが良い。
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# by enshu07 | 2007-05-01 00:02 | 第1課題
°°°朴ウンジョン WEEKEND HOUSE / 西沢立衛
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この住宅は一階建ての住宅なのだが、一階建てとは感じられないような広がりがある。敷地周辺の自然が建物内に大きく浸食してきているという感じを表現するため、
正方形のプランから中庭の部分をえぐって外形を再構築した。

藤井:土台がコンセプトに合っていないと思う。土台の厚みや素材等、
もっと適切な表現があったのでは。

萩原:外形を再構築したプランがあなたの考えたコンセプト模型で、中庭の光の広がりを表現した方が現実の様子を表現した模型ということだったのだが、
それは逆のように思える。
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# by enshu07 | 2007-05-01 00:01 | 第1課題
°°°安藤 駿介 原野の回廊 / 五十嵐淳
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この住宅は魅力的な路地空間を住宅に取り込むことに成功している。ずれながらゆるやかに連結されたボックスは風景を取り込みながら、
豊かな空間を生み出していく。それを抽象化して表現し、様々な環境の中でもこの住宅の形が適応できうることを示した。

萩原:この住宅の良さを素朴に表現していて良いと思う。しかし敷地をもっと抽象化した方が、
この空間がいろいろな環境の中でも成立しうるということが伝わったのではないか。
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# by enshu07 | 2007-05-01 00:00 | 第1課題