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朴ウンジョン ○○○
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食空間について、誰かと食べる空間というのは誰かと話す空間であると思った。
私の母親はとても忙しい人で、朝は立ったままご飯を食べて短時間で食事を済ませ、すぐ出かけていた。
家族は皆、仕事をしていて朝は忙しいので、それぞれの朝のアクティビティに合わせて、
すぐ荷物を持って出かけられるようにテーブルの高さを設定した。
鏡張りになっているのは、食事をしおえたらすぐその場で身だしなみを整え、出発できるようにしたため。

平本:いつもきれいな模型で良いと思う。
しかし造形は面白いが、この家具のそれぞれの高さの場所を使用する人が
ひとりに決められてしまっているのが良くないと思う。
例えばこの高さの違う家具の回りを一周しながらいくつかの行動を行うと、朝の準備が完了する、
といったような考え方をしてみてはどうか。そちらの方が展開できる可能性があると思う。
萩原:鏡についての説明が、単に身だしなみを整えられるというだけというのはどうか。
このL字型の鏡の作用によって、お互いの顔の違った側面が見える。
朝忙しく出かけていく母親や父親を見送る子供の気持ちは少なからず寂しいものではないかな。
そうした日常の中で置き去りにされてしまった感覚、3人の関係、人格が鏡の中で一瞬、呼応する…。
そういう感覚を感じた。この辺りをもっと説明してくれると良かった。
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by enshu07 | 2007-07-11 18:21 | 第4課題
イ ユンホ ○○△
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住宅に細長いリニアなテーブルを挿入し、すべての部屋がキッチンと何らかの関係をもっている住宅を作った。例えば風呂場の前まで伸びたテーブルにはワインやおつまみが置かれ、風呂に入りながらそれらを楽しむ事ができる。玄関の前のテーブルには忙しい朝の為の朝ご飯が置かれ、食べてすぐ家を出る事ができる。ひとつのテーブルで住宅をつらぬくことによって、それを介して、家族というものも考えられるようになればという願いもこめた。

平本:食べる空間が家をつらぬいている。何をするときでも食べているというのは面白い。
藤井:リニアなテーブルが家をつらぬいていくというイメージは良いが、このまっすぐな形状はこれで良かったのだろうか。幅が狭い所と広い所があったり、どこかで曲がっていたりしてみても良かったのでは。
萩原:他の人の講評で出た、時間と食空間のデザインという話にもつなげられる提案だと思う。
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by enshu07 | 2007-07-11 17:32 | 第4課題
金光 宏泰 ○○△
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自分の体験の中で、どこで何を食べたのが一番楽しかったかを考えると、
それは岡山県にある祖父の家の畑で、畑の作物を収穫してその場で食べた事だと思った。
その体験のように、畑の作物をその場でとって一番新鮮な状態で食べるという食体験は非常に豊かな体験だと思う。
今回は、そうした体験ができる食空間として、田舎の畑がそのまま盛り上がって食べる場所ができるような、
畑と一体化した空間を作った。

藤井:イメージは分かるが具体性がない。例えばこの上段にあがる階段がないがどうやってあがるのか。
もっと踏み込んで提案したら良いと思う。
萩原:立地をちゃんと考えてみたらどうか。
古谷:人間は野生の動物ではないから、芝生の上で一枚のピクニックシートをひいて食事をするように、
絶対に何らかの空間を求めてしまう。
畑でそのまま座って食べるというのでなく、
畑の絨毯の上に自分が載っているというような感覚をつきつめてデザインしてみたら。
例えばジャン・ヌーヴェルのサンジェームスホテルは、ベッドの高さと窓の高さ、
周辺のブドウ畑の関係が緻密に調整されていて、
本当にブドウ畑の上スレスレのところに寝ているような感覚を覚える。
これはまさに回りの環境の中で自分が際立って作った場所、まさに「場所」といえるものだと思う。
さらに思い出したので付け加えておくと、
かつてのくまもとアートコンペの塚本+貝島の案で参考になるものがある。
このコンペは、新しい無人野菜販売所を提案しろというものだったが、
彼らの案は2mキューブの土のかたまりを作り、そこに水平に大根などの野菜が突き刺さっているというものだった。
お客さんはそこから野菜を引っこ抜いて購入する。
これは収穫を疑似体験させるものだが、収穫という「モーション」をデザインしたとも言える。
そういうことをいろいろと考えてみるとこの案はもっと良くなったと思う。
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by enshu07 | 2007-07-11 17:31 | 第4課題
井ノ上 真太郎 ○○△

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カップ麺は早い、安い、うまいが揃った現代を象徴するような食品だが、それをもっと楽しく食べる空間ができないかと考え、たくさんのくぼみがある長いテーブルを作った。長いテーブルの中から食べる場所を選ぶ楽しみ、様々な大きさや形をもつくぼみの中から自分のカップ麺にあうくぼみを探す楽しみを与えられる事で、カップ麺は今よりさらに楽しく食べられるのではないかと思った。

古谷:カップ麺にこれだけ大層なテーブルがいるのだろうか。
これを見たとき、てっきり巨大な食器がそのままテーブルになっているというストーリーなのかと思った。そちらのほうが面白かったのではないか。この場合に置ける探す楽しみというのは、実際には不便なだけのもののような気がする。
ちなみに食器は空間の一部。
例えば日本には古来スプーンというものがなく、さじというものは薬を飲む為に使うもので、食事用のスプーンが使われだしたのは現代になってからだった。西洋では熱いスープをスプーン上で冷ましてから飲むが、スプーンのない日本はお椀から直接すすらなければならなかったため、音を立てて空気を一緒に取り込むことで、スープを冷ますという動作が生まれた。ひとつの食器が変わるだけで人間の動作はずいぶん変わる。食器が変わることで動作が変わり、それらがゆるやかに関連しながら空間というものを変えていく。そういうことを考えてみると面白かったと思う。
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by enshu07 | 2007-07-11 17:30 | 第4課題
中村 彩乃 ○○△
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人は、花見をしている時、木の根元を座る場とし、木と木の間を導線としている。
今回は、それを逆転し、木と木の間に座る場を設け、木の根元を導線、空地とした。
こうすることで人は自然と木に対面して座るようになり、
花を見ながら食事ができるようになる。
また、対面に座る人との視線が交差し、自然とコミュニケーションを誘発するようにした。

古谷:これは木の根元の空地のほうが導線となっているとの事だが、
このプレゼンシートのダイアグラムではそれが表現されていない。
肝心な所なのだからちゃんと表現しなくてはいけない。
またそういう作業は新しい形を探る要素にもなりうる。
繰り返し言っているが、この家具の形状もどこかで見たことがある。
例えばこの重ねられた丸で示されたダイアグラムに、
木と木の距離関係を示すボロノイ図のような、直線的な多角形を重ねてみて、
二つが重なった部分だけを立体化しテーブルにするといったような試みをしてみるだけでも、
新しい形状が生まれたと思う。
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by enshu07 | 2007-07-11 17:29 | 第4課題
第4課題 出題
■2007年度 設計演習D 第4課題
出題:古谷誠章


第4課題 「A place to eat」(トム・ヘネガンの課題より)



生物としてのわれわれは休まず呼吸し、毎日ものを食べ続けることで、身体の崩壊を免れている。だが生命の維持に必要な栄養素の摂取のためだけならば、船内のどこでもとれる宇宙食のように、食事のための専用の空間は必ずしも必要としない。しかしながらわれわれは精神的な人間としてもものを食べ、かつその空間を自分以外のだれかと共有することに価値を見いだしてもいる。まずは食事の形態や人の集まる様子にフォーカスを当てて、各自の考える最良の食事のための空間をデザインする。大きさや立地、人数などの構成は自由であるが、各人の想定する与条件については必要な情報を表現すること。

なお想定する食事の風景のスケッチ(手描き)を必ず付けること。



提出物:模型(縮尺1/30)、およびスケッチ。コンセプト・ドローイング、解説文。
    用紙自由。


提出日:6月20日(水) 午後1時(時間厳守、ただちに1次評価)
講評会:6月20日(水) 午後3時(講評終了後最終評価、作品返却)
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by enshu07 | 2007-07-01 22:49 | 第4課題
臨時休講について
設計演習履修の皆様へ
既にお知らせを聞かれていると思いますが、「麻疹(はしか)による臨時休校」に伴い、今週23日の授業が休講になります。
以下の通り、授業予定が変更されます。これ以降の予定に関しては授業などで追って連絡します。

05/23はしかの予防に伴う全学休校につき中間提出を6/6に延期
05/30(設計製図作業に振替)
06/06課題3 中間提出・エスキース・関連講義(平本)
06/13提出(13:00)・講評(15:00)  / 課題4 出題(古谷)

TA中村
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by enshu07 | 2007-05-21 17:11 | 連絡
°°°岩田 英里 4×4の家 / 安藤忠雄
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この住宅は、そのボリュームと前方に広がる海、自然との対比によって成立している。
それを表現した。また、その対比を壊す事が無いよう、設計者がディティールへの細かな配慮をしていたことも知っていたため、
模型にも精度を求めた。

古谷:土台の空間の取り方、角度がよい。
模型の精度も非常に良く、コンセプトがよくわかる。

藤井:海岸から立ち上がるスロープの部分を、土台にスリットを入れて土台と一体化させて作ったところがよかった。
これにより大地と建築の一体感がより強調されている。
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by enshu07 | 2007-05-01 00:09 | 第1課題
°°°岡本 衣未 屋根の家 / 手塚貴晴+手塚由比
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屋根の家には屋根の上へ上がるための階段が8つつけられている。
その階段によって、ワンルームである一階部分には様々な領域が発生し、多様な空間の使い分けをすることができる。
それを表現するため、建物を8つに分割された部屋と見なして再構成した。

萩原:面白い分析だと思う。屋根の家では、上へ上がる階段がいくつもあるが、使用者がそれを活用しきれていない感がある。
階段によって空間を分割して使うという使い方は、この住宅の進化形とも言える。

古谷:屋根の先が力なく垂れ下がってしまっているのがよくない。
これをもっとピシッと作れたら全体がしまって見えたと思う。
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by enshu07 | 2007-05-01 00:08 | 第1課題
°°°砂越 陽介 山川山荘 / 山本理顕
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この住宅はミニマルな箱の配置によって空間が形成されている。
その内部を歩いていくシークエンスの面白さを表現するため、2次元のパース画を3次元の模型として起こしてみた。

藤井:面白い模型だと思うが、4つある模型の大きさがそれぞれ違うのはなぜか。その意図を明確にした方がよかったと思う。

萩原:それぞれの模型に違うスケールを与えて、ミニマルな配置の中にある視点の多様性を表現してみてはどうか。
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by enshu07 | 2007-05-01 00:07 | 第1課題