人は、花見をしている時、木の根元を座る場とし、木と木の間を導線としている。 今回は、それを逆転し、木と木の間に座る場を設け、木の根元を導線、空地とした。 こうすることで人は自然と木に対面して座るようになり、 花を見ながら食事ができるようになる。 また、対面に座る人との視線が交差し、自然とコミュニケーションを誘発するようにした。 古谷:これは木の根元の空地のほうが導線となっているとの事だが、 このプレゼンシートのダイアグラムではそれが表現されていない。 肝心な所なのだからちゃんと表現しなくてはいけない。 またそういう作業は新しい形を探る要素にもなりうる。 繰り返し言っているが、この家具の形状もどこかで見たことがある。 例えばこの重ねられた丸で示されたダイアグラムに、 木と木の距離関係を示すボロノイ図のような、直線的な多角形を重ねてみて、 二つが重なった部分だけを立体化しテーブルにするといったような試みをしてみるだけでも、 新しい形状が生まれたと思う。
by enshu07
| 2007-07-11 17:29
| 第4課題
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