カレーライスを発想の源として空間を考えた。 カレーは野菜やライスなどそれぞれ別々なものをルーによってひとつにつないでいる。 これを建築機能にあてはめると、カレールーのように別々なものをつなぐ役割を果たしているのは ドア(内と外をつなぐ)であると思った。だから、人の好みによってドアを 自由な角度で回転させ、内外を好みで混ぜられる家を作った。 古谷:バラバラになっているものを一群にまとめているのがルー。 それは例えば、バラバラに配置された家具が、一枚のカーペットの上に載っているだけで ひとつの部屋のように感じられる事に似ているかもしれない。 カーペットという物理的なものでなくとも、日なたに置かれているものは ひとまとまりに感じられる、など、まとめる要素は様々に考えられる。 ルーを単に内外をつなぐドアと捉え、調節可能なものだけで空間を作るというのは、 最初のカレーの説明と飛躍があるのではないか。
by enshu07
| 2007-11-01 00:14
| 第1課題
|
ファン申請 |
||