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小澤 賢人 ○○○
小澤 賢人 ○○○_c0116644_239474.jpg小澤 賢人 ○○○_c0116644_2395599.jpg小澤 賢人 ○○○_c0116644_240226.jpg小澤 賢人 ○○○_c0116644_2401192.jpg


方向性を持った柱を林立させて住宅を作った。
この住宅は見る方向によって視線の抜けが変化するような構成になっており、
見る方向で空間を2分割することができる。

古谷 柱を林立させる事で、ブラインドやルーバーのような役割をもたせて、
居る場所・向きだけで透明度が様々に変化する空間を作っている。
しかしこれは2分というよりも段階的なグラデーションを生んでおり、
2分という課題に答えたかどうかは疑問だ。しかしもう少し住宅として具体化、
現実化したほうがよい。

萩原 2分法のシステムは明快だ。
ランダムな配置と、柱に与えられた30°の傾きというそれぞれ違ったグリッドを重ねて
空間を構成している。そこを意図的にやっているかどうかは知らないが、
ジョン・ヘイダックも違う位相・グリッドを重ね合わせることで空間を構成する手法を
とっていた。彼はそれを多元的空間の発生と呼んでいた。

古谷 柱の線分の長さを変化させてみても良かったかもしれない。
by enshu07 | 2007-11-01 00:16 | 第1課題
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